アンデッド/Undead (2003)


アンデッド(2003)

GyaO 映画 で「アンデッド」放送中

2003年オーストラリア作品「アンデッド」は、オーストラリアののどかな漁師町バークレーが舞台のゾンビ(アンデッド)&エイリアン、アクション・ホラー。低予算B級SFホラーには間違いないと思うし、知ってる役者さんもいなかったんですけど、無料じゃなくDVD買ってもいいかなっていう出来で、楽しめました。あたしが元々B級、C級SF等が好きだからかもしれませんけど、ゾンビ映画にエイリアンやアブダクション(誘拐)まで絡んでくると、意味不明のごちゃまぜ映画になりそうですけど、これは上手くまとまってると思います。

GyaO 映画 の、アンデッドの無料放送は、10月15日(月)正午までです。

冒頭、平和なバークレーの街の人々の様子が、微笑ましく、少しセピアカラーのファンタジックな映像で描かれています。そこへ空から降ってくる隕石が上品そうなお婆さんを直撃。隕石に体を貫かれたお婆さんは、いきなりゾンビに変身!ゾンビ化した町の人たちは、うなり声を上げて襲い掛かってきます。のどかな町は一変し、降り注ぐ隕石でゾンビは増殖を続け、主人公のレネと、生き残った数人は、変人扱いされている武器店のマリオンの家に逃げ込みます。

マリオンは、隕石はエイリアンの侵略で、一番強い者だけが生き残ると信じています。彼のおかげで生き延びてるというのに、レネ以外は全員彼を変人&危険人物扱い。全くまとまりがないまま、ゾンビとの危なっかしい戦いを繰り広げながら逃げ道を模索します。

「明るい未来が待ってる」が口説き文句で、ミス・バークレーに選ばれたレネ(フェリシティ・メイソン)をスカウトした男はゾンビ化しちゃいますが、ゾンビになっても笑わせてくれます。

生き残りのメンバーは、頼りないのに指揮だけはとりたがる嫌味な警官と、巡査になったばかりで銃も上手く扱えない喘息もちのモリー(エマ・ランドール)、叔母のアギー(Gaynor Wensley)の車で、隕石から逃れようとしていたウェイン(ロブ・ジェンキンス)と妊婦のサリー(リサ・カニンガム)、そしてヒロインのレネと、謎めいた言動と見た目に似合わない俊敏な動きを見せるマリオンの6人。ゾンビものですから、キモい映像もそこそこありますが、ホラーに欠かせない笑いも、登場人物たちの掛け合いに、たっぷり盛り込まれてます。

アンデッド(2003)


監督はオーストラリアの双子の兄弟ピーター・スピエリッグとマイケル・スピエリッグ。
お二人の最新作はヴァンパイアに支配された近未来を舞台に、人間とヴァンパイアが生き残りをかけ戦いを繰り広げるアクション・スリラー映画「Daybreakers」で、2008年の米国公開予定で、imdbのデータによると今撮影中のようです。「Daybreakers」には、イーサン・ホーク(Ethan Hawke)、ウィレム・デフォー(Willem Dafoe)、サム・ニール(Sam Neill)などのご出演が決まっているようで、キャストも豪華ですね!「アンデッド」でマリオン役を演じたムンゴ・マッケイ(Mungo McKay)氏と、モリー巡査を演じたエマ・ランドール(Emma Randall)さんは、こちらの新作にも出演されてます。



書き忘れましたが、この映画、R指定のため15歳以上の方しかご覧になれません。

別にエッチなところなんてなかったんですが、ホラーコメディとは言っても、ゾンビものですから、スプラッターはありなので、そのせいなのかしら?ヒロインのアクションシーンも、なかなか痛快なんですけど、そういえばここはかな~り血が飛び散っておりました。



旧SPACEMAN'S BLOGより移動した記事です。
GyaOで映画「アンデッド」が無料放送中だった時に書きました。
オリジナル投稿日: 2007/10/12 金曜日


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