38度線を超えて、核弾頭奪還作戦の極秘任務に就いているCIA、ハート(マイケル・ビーン)、シューター(エイドリアン・ポール)、ノースロープ(マーク・エドワード・アンダーソン)等と、訓練を終えたばかりの新兵、元CIAのヴィクトリア(キャスリーン・ヨーク)率いるレンジャー部隊が、予定外に合流し任務を果たすって言うお話です。
でも新兵たちが、どうして北朝鮮側に迷い込んじゃったのかは謎でした。
レンジャーになるまでの訓練シーンが私には退屈だったのと、どうしても自分並にちびっ子の女の子たちが素手とかナイフで戦う姿は真実味に欠けてるというか、迫力ないし今一つでした。でもローズ軍曹と、主人公と同室だったタワーズは好きでした。(注:この人たちはちびっ子じゃないです。)
潜入任務中のCIAの3人のファンの方は楽しめただろうなあって、ちょっと羨ましく思ってしまいました。やっぱり小さい女の子達の戦闘と違って迫力違うしかっこ良かったですもんね。
さて、デニスです(^-^)。私は彼の役全然知らなかったので、一緒に任務に就く戦士の一人かと勝手に思い込んでて、ご無事なのかしらんと心配してたんですけど・・・全く違ってて、そんな心配は必要ありませんでした(笑)。

今回名前がちょっとややこしいんですけど、Denis演じるDennisは、CIA韓国支部の局長(?)フラワー(R・リー・アーメイ)の側近兼、ボディガード兼、運転手って所でしょうか。ここまでやるかって程のイエスマンを演じて、笑わせてくれます。超おしゃべりで的外れなフラワーに本当はウンザリしてるのに、常にぴったりくっついて、「父のようにお慕いしてます」と見え見えなおべっかまで使って、出世を狙っています。フラワーはこの作戦の黒幕的存在で、Dennisも常にホルスターに銃を携帯してますが、銃撃シーンなんてありません。
地下の作戦室でフラワーの自慢話、「誰の言葉ですか?」って尋ねるデニスの表情がキュートで気に入ってます。このDennis役はCIAだからでしょうか、今までで見た中で一番の短髪だったんですが、彼の柔らかいブロンドのせいかな、これもとっても素敵に見えました。デニスの長い髪を見慣れてるし、元々かなりの長髪フェチなんですけどね、デニスだったら何でも素敵に見えちゃうようです(^_^;
ヴィクトリア達が送ってきたメールで、フラワーの悪巧みが露見。Dennisはそこまでは知らなかったので、それを見て内心半ベソ状態です。でも元々忠誠心なんてないので、連行されるフラワーが「Dennis, Dennis」と呼ぶ声には答えずに、今度はバーク准将に「あなたは母にそっくりだ」と取り入ろうとする情けな~い男です。もちろん、あきれたバークに追い出されます。
DenisとDennisの発音がどう違うかなんて、私にはわかりっこないので、この中でわざとかしらって程連発される「Dennis」にいちいち反応してしまって、ちょっと落ち着かなかったですが、やっぱりコメディなデニスは可愛いかったです。
シューター役のエイドリアン・ポール氏は、デニスと同じ「エイリアン・ウォーズ」の第2シーズンのレギュラーキャストです。こちらは人間でキンケイド役、この映画でも共演シーンがあるかもって期待したんですけど、ご一緒のシーンはありませんでした。残念。
旧SPACEMAN'S BLOGより移動した記事です。
オリジナル投稿日:2005/11/29 火曜日
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